「いつまでもデブと思うなよ」
岡田斗司夫著、新潮新書
著者はBSアニメ夜話に出演している、アニメ・漫画の評論家。その人が書いたダイエット本である。しかし単なるダイエット本ではなく、問題解決の考え方を示唆してくれる本として読める。
著者の行ったダイエットは、1日の摂取カロリーを基礎代謝の範囲内に抑えるものであり、何ら特殊な方法ではない。だがそれを実現し、継続し、最終的には習慣として定着させるまでの方法論が非常に合理的である。
すぐにダイエットを実施せずに、まずは食べたものの記録をつけることから始める。何時何分に、何を、どれだけ食べたかを、5ヶ月間記録につけたそうだ。こうすることで肥満の理由が見えてくる。次に、食べ物のカロリーを調べて記録するようにする。その上で一日の摂取カロリーを基礎代謝の範囲内になるように、食べ方、食べ物を工夫する。
彼自身、ガイナックスという会社を設立したこともあり、企業経営と比較して論じているが、まずは詳細にデータを分析することで問題点が見えてくる。あとは、それを正すことだ。
ダイエットや企業経営以外にも応用できる、考え方だと思う。
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